毎年3月8日は、多くの国で国際女性デーが祝われています。
日本ではまだあまり馴染みのない祝日ですよね。
しかし、世界では国際女性デーに行われる様々な習慣があったり、各地でイベントが開催されています。
国際女性デーは、モルドバでも特有の祝い方で祝われています。
本記事では、モルドバの国際女性デーについて紹介します。
1国際女性デーとは
国際女性デーは、日常生活で関わる女性や母親に感謝する日として、世界中で祝われています。
国際女性デーは、1904年にニューヨークで女性の参政権を求めたデモが起源と言われています。
このデモをきっかけに、国連は3月8日を「国際女性デー(International Women’s Day)」として制定することを決めました。
国際女性デーは、すばらしい役割を担ってきた女性たちによってもたらされた勇気と決断を称える日でもあります。そして、男女平等の啓発としても、大きな意味を持つ祝日になりました。
現在までに、国際女性デーは世界中に広がり、世界26か国の国が公式な祝日として制定しています。
日本ではあまり馴染みのない習慣ですが、「ジェンダー平等を考える日」として、日本でも国際女性デーを広めようとする動きがあります。
日本には、HAPPY WOMANというプロジェクトがあり、3月8日に各地でイベントを開催しています。そして、2025年までに47都道府県でのイベント開催を目指しています。
2モルドバの国際女性デー
モルドバはほとんどの国と同様に、3月8日に国際女性デーを祝います。そして、モルドバでは、国際女性デーの3月8日は国民の祝日にも制定されています。
旧ソ連時代、モルドバの国際女性デーの日は、花火大会が行われたり、大きなパレードがあるなど、盛大に祝われていました。職場ではすべての女性スタッフに贈り物を贈ることが習慣で、企業によっては女性に現金での報酬を与えるところもありました。
現在のモルドバの国際女性デーでは、男性と子供が母親、妻、ガールフレンド、同僚に花とささやかな贈り物を贈るのが一般的です。
国際女性デーは、母親に感謝したりプレゼントを贈る点は母の日と似たような習慣ですよね。そのため、モルドバでは母の日と同等の祝日として捉えられています。
33月8日は国際女性デーを祝おう
国際女性デーは、過去に男女平等を主張した女性の勇気と、日頃の感謝を伝える日として、広く祝われています。
モルドバでもささやかではありますが、国際女性デーを祝う習慣があります。
日本でも国際女性デーを広める動きもあるので、3月8日は身近な女性に日頃の感謝を伝えてみてはいかがでしょうか。