モルドバワインも観光も楽しんだし、今度はモルドバの自然を堪能したい!そう考えるあなたには、コーデリの森がおすすめです。
コーデリの森はヨーロッパ最古の森と言われており、貴重な動植物が多く生息しています。
そこで本記事では、コーデリの森について詳しく紹介します。また、コーデリの森(コーデリ自然保護区)でできるアクティビティや、アクセスについて併せて紹介します。
本記事を参考にして、ぜひコーデリの森でモルドバの自然を堪能してください。
目次
1コーデリの森とは?

1971年9月27日、モルドバ共和国の中央地域のコーデリが、自然保護区として指定されました。
コーデリ自然保護区では、今日まで貴重な動植物が絶滅することなく生息しています。
コーデリ自然保護区の植物には、60種類の希少種とモルドバ共和国のレッドブック(絶滅の恐れのある動植物のリスト)に掲載されている約30種類の種が生息しています。
そして、この自然保護区で生息している木の平均樹齢は、なんと80年を超えています。
また、動物は52種の哺乳類、150種の鳥類、7000種以上の昆虫類など、ほぼ中央ヨーロッパと西ヨーロッパの森林の動物相を反映しています。
このように、コーデリ自然保護区の希少な動植物の多さはヨーロッパ屈指と言えます。
2コーデリ自然保護区のアクティビティと設備
コーデリの森がある「コーデリ自然保護区」では、様々なアクティビティも楽しめます。また、設備も充実しているため、アクティビティ以外の時間も快適に過ごせます。
ここでは、コーデリ自然保護区で楽しめる、アクティビティと設備について紹介します。
3コーデリ自然保護区 - ハイキング

都会で日常的に忙しい毎日を送っている人は、緑の芝生と新鮮な空気の中でリラックスすることも必要です。
コーデリ自然保護区では、ハイキングのために特別に整備された、「エコツーリズム・トレイル」というハイキングコースがあります。
トレイルの長さは5kmで、草原や森林など、保護区の自然を満喫できます。トレイル中には、餌場、塩田、汀線、展望台などの狩猟用の建物や、保護区内でしか見られない絶滅危惧種の植物、この地域の植生、動植物とも出会えます。
4コーデリ自然保護区 - 自然博物館

コーデリ自然保護区の自然博物館は、2004年5月18日にモルドバ共和国の文化省に登録されました。
博物館には約500もの展示品が展示されています。その内訳は、34種の哺乳類、88種の鳥、9種の爬虫類、9種の両生類、および364種の昆虫が展示されています。
これだけ多くのコレクションが展示されているため、観光客だけでなく、地元の学生も勉強のために訪れています。
5コーデリ自然保護区 - 見晴台(バーベキュー場)

ハイキングや自然散策で疲れたら、見晴台で一休みできます。見晴台は大小様々な大きさのものがあり、大きいところでは8〜30人の収容が可能です。
大きい見晴台では、バーベキューを楽しむこともできます。
6コーデリ自然保護区 - 宿泊施設

コーデリ自然保護区には宿泊施設も備わっており、宿泊も可能です。
「日常から離れた静かな場所で、ポジティブなエネルギーと新鮮な空気を吸収し、朝は鳥のさえずりに耳を傾ける」といった、非日常的な体験も可能です。
宿泊施設は、基本的な設備を備えた客室と、10台のベッドを備えた移動式コテージの両方が提供されています。
移動式のコテージは、森の端の湖畔に造られており。バーベキューを楽しむことも可能です。
コーデリの森は自然やアクティビティも豊富にあるため、宿泊して存分に堪能するのもおすすめです。
7コーデリの森(自然保護区)へのアクセス
コーデリの森がある自然保護区へは、キシナウから車で1時間でアクセスできます。キシナウからもツアーが出ていますので、ツアーの参加が便利でおすすめです。
8コーデリの森の自然に癒されに行こう!

コーデリの森は、ヨーロッパ最古の森と言われており、たくさんの貴重な動植物が生息しています。大自然が満喫できるにも関わらず、キシナウの中心部から車で気軽にアクセスできます。
また、コーデリの森があるコーデリ自然保護区では、様々なアクティビティを楽しめます。壮大な自然に囲まれた中でのアクティビティは、貴重な体験になること間違いありません。
長期旅行や仕事に疲れた時は、ぜひコーデリの森へ自然に癒されに行ってみてください。