都市にある公園では、人々はリラックスし、友達に会い、人生について考え、木々に囲まれて素晴らしい時間を過ごします。公園は人々の生活に欠かせないものになっています。
キシナウ周辺にも自然が豊富にあり、魅力的な公園もたくさんあります。
首都のキシナウにもたくさんの公園がありますが、本記事ではキシナウ郊外も含めた5つの公園について紹介します。
目次
1シュテファン・チェル・マーレ公園(Ștefancel Mare Central Park)

モルドバで最も古い公園は、セントラルパークとして一般に知られているシュテファン・チェル・マーレ公園です。公園名につけられているシュテファン・チェル・マーレは、モルドバの最も偉大な王であるシュテファン大王に敬意を表して付けられたものです。
この公園は街の中心部にあることから、常に多くの市民で賑わっています。散歩をして、おいしいレモネードやアイスクリームを食べるのに最適な場所です。
また、この公園では、私たちの文化的および農業的遺産を詳しく見ることができます。
公園の真ん中には、モルドバの重要な作家であるアレクサンドル・プーシキンの像を見ることができます。
さらに、公園の周囲にはたくさんの木々が生い茂っています。それぞれの木の近くには木の説明が書かれており、モルドバの植物について詳しく知ることができます。
シュテファン・チェル・マーレ公園では、自転車に乗ったり、都会のピクニックをしたり、美しい噴水の近くで休憩したりできます。キシナウ観光の足休めとしても最適な公園です。
☆シュテファン・チェル・マーレ公園の場所
2ヴァレアモリラーパーク(Valea Morilor Park )

ヴァレアモリラーパークはキシナウの中心部にあります。地元の人々はこのヴァレアモリラーパークのことをコムソモルスキー湖とも呼んでいます。
この公園は美しく整備されているだけでなく、かつてのマンモスの生息地だったことも分かっています。2009年にモルドバの考古学者は、ヴァレアモリラーパークの湖の底でマンモスの骨格の破片を発見しました。
この公園は美しいカスケード階段も有名で、公園のシンボルになっています。さらに、この公園では自転車、ローラー、スケートボードにも乗ることができます。
☆ヴァレアモリラーパーク(Valea Morilor Park )の場所
3キシナウ植物園(Chișinău Botanical Garden)

キシナウ植物園(Chișinău Botanical Garden)では、観光客を魅了する多くの植物を見ることができます。植物園内には、美しい湖があり、モルドバの動植物について多くの発見ができます。
キシナウ植物園を訪れるのに最適な時期は春です。春になると、日本の桜を楽しむことができます。 また、湖の白鳥やアヒルに餌をやることも可能です。
モルドバの夏は酷暑になることもあるので、水分補給や帽子をかぶるのを忘れないようにしましょう。
キシナウ植物園に入ると、すぐにこの場所の魅力を感じることができます。地元の人々は都会の喧騒を離れてリラックスするためにここに来ることが多いです。植物園では、自転車に乗ったり、友達や家族と一緒にピクニックを楽しむ姿をよく見かけます。
☆キシナウ植物園(Chișinău Botanical Garden)の場所
4デンドラリウムパーク(Dendrarium Park)

1973年に設立された デンドラリウムパーク(Dendrarium Park)は、1000種類以上の木々が生息する公園です。公園内には、イチョウ、 パゴダの木、メタセコイア、カナディアンツガ、ダグラスモミ、イエローパインなどの、モルドバの固有種を観察できます。
この公園でも、アヒルに餌をやることは許可されていますが、与えるのはパンだけにしてください。他の食べ物は、アヒルの繊細な消化器系を刺激するかもしれないので、避けるようにしましょう。
夏はこのデンドラリウムパークを訪れるのに最適な時期です。どこへ行っても、美しい花や他の明るい植物を見ることができます。ここでは、街のオアシスを巡る観光ツアーで、夏に多くの観光客に会うこともできます。近くの学校や大学の学生は、試験やゼミのためにここで動植物の勉強をしたり、休息するためにここに来ます。
☆デンドラリウムパーク(Dendrarium Park)の場所
5ヴァレア・トランダフィリロール公園(Valea Trandafirilor Park)

ヴァレア・トランダフィリロール公園(Valea Trandafirilor Park)は、キシナウのボタニカ地区にある公園 です。公園は145ヘクタールの面積に広がっています。
公園内には3つの湖があり、そのうちの小さい2つのものはピクニックなどで使用されることが多いですが、大きいものは主にボートツアーに使用されます。
ヴァレア・トランダフィリロール公園は、1968年の初めにバラと水辺の小道で栽培された丘の中腹にオープンしました。公園明にヴァレア・トランダフィリロールはウラジーミル・レーニンにちなんで「都市文化と休息公園」と名付けられました。公園内には、レストラン、ビーチ、子供の遊び場、アドベンチャーパーク、さらにはいくつかのスポーツグラウンドもあります。
公園の端にあるトランダフィリロール通りの隣には、チェルノブイリの犠牲者の記念碑があります。
☆ヴァレア・トランダフィリロール公園(Valea Trandafirilor Park)の場所
6キシナウの公園で自然に癒されよう!

キシナウの公園では、春から夏にかけて様々な植物が生い茂り、珍しい植物も観察できます。
また、都市部にはキレイに整備された公園もあり、都会にいながらリラックスすることもできます。
キシナウでの仕事や観光の合間には、本記事で紹介した公園へ自然に癒されに行ってみてください。