モルドバには、各地に魅力的な観光地がたくさんあります。そのため、どのようにルートを組めばいいか迷ってしまうこともありますよね。
そこで本記事では、モルドバ観光のおすすめルートを紹介します。
そして、観光地を紹介するだけでなく、計画する上でのポイントも所々で紹介してますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1モルドバ 観光のモデルプラン(5泊6日)

モルドバを含めたヨーロッパへ旅行する際は、最低でも1週間(5泊6日+飛行機移動)はほしいところです。世界一周などでモルドバを立ち寄る場合も、5日くらいあれば主要な観光地を周れます。
そこで本記事では、モルドバ 観光の5泊6日のおすすめプランを紹介します。
モルドバの首都キシナウは、モルドバの中央に位置しています。そのため、各地へアクセスしやすい立地にあり、各地へのバスの本数も充実しています。また、キシナウにはホテルやレストランもたくさんあって便利です。
これらの理由から、首都キシナウを拠点にして、ミニバスやレンタカーで各地へ日帰り訪問するのがおすすめです。
21日目 到着日

1日目は旅の疲れもあると思うので、ホテルやレストランでゆっくりすると良いでしょう。もしキシナウの到着が午前中や午後の早い時間であれば、セントラルマーケットを散策したり、シュテファンチェルマーレ通りを歩いてみましょう。
モルドバへのアクセスは、飛行機か国際バスが一般的です。
飛行機の場合
日本からモルドバへの直行便はなく、モスクワやイスタンブール、フランクフルトを経由して行くのが一般的です。安さを重視するなら、アエロフロートロシア航空、トルコ航空を利用するのがおすすめです。
キシナウ国際空港から市内へは、タクシーかバスでアクセスできます。
タクシーの場合:所要時間30分
80〜100MDL(約480×600円)
シャトルバスの場合:所要時間45分
5MDL(約30円)
※1MDL=6円で計算
国際バスの場合
首都のキシナウへは、ルーマニアやウクライナ方面から多数の国際バスがあります。
キシナウには3つのバスターミナルがあり、発着する方面によってバスターミナルが違います。
ウクライナ方面発着:北ターミナル
ルーマニア、トルコ方面発着:南ターミナル
モルドバ国内発着:中央ターミナル
北ターミナルと南ターミナルは、市街地から少し離れた位置にあります。市街地からはミニバスでアクセスできます。
32日目 キシナウ観光

2日目は、キシナウ市内を観光します。
キシナウはコンパクトな街なので、主要な見どころは徒歩で周れます。
[1]キシナウ大聖堂
[2]勝利の門
[3]セントラルマーケット(中央市場)
[4]キシナウ市歴史博物館(給水塔跡)
[5]シュテファン・チェルマーレ公園
[6]旧ソ連統治時代の名残りがある街並み
[7]モルドバ料理レストラン
キシナウはコンパクトな街なので、上記の観光地は、午前中〜昼過ぎには全部周りきってしまう可能性があります。
次の日から郊外へ日帰りする予定なので、時間に余裕ができた場合は、公園やレストランでゆっくり過ごして身体を休めておきましょう。
また、セントラルマーケットは、中央バスターミナルが併設されています。そのため、セントラルマーケットを散策するついでに、4〜5日目に行くオルヘイヴェッキやベンデル・ティラスポリ方面へのミニバスの時刻を確認しておくのもおすすめです。
43日目 ワイナリー見学ツアー

3日目はモルドバ観光の目玉の一つである、ワイナリー見学ツアーに参加します。
ワイナリーはキシナウの郊外にあり、キシナウから見学ツアーが催行されています。レンタカーやバスでもアクセスできますが、ワインを試飲することを考えると、見学ツアーの参加が望ましいです。
ワイナリー見学は、次の4つのワイナリーがおすすめです。
・GOGUワイナリー
・クラマ・ミルチェシュティ(Crama Mircești)
・ミレシティ・ミチ(Milestii Mici)
・クリコバワイナリー
ワイナリー見学ツアーの料金は、内容によって様々ですが、20〜100ユーロくらいが目安です。
54日目 オルヘイヴェッキの岩窟修道院・(クルチ修道院)

4日目は、オルヘイヴェッキの岩窟修道院を訪問します。
オルヘイヴェッキへのミニバスは、市街地にある中央バスターミナルから出ています。オルヘイヴェッキからキシナウへ戻るミニバスの最終は16時頃なので、午前中にはキシナウを出発したいところです。
レンタカーで行く場合は、クルチ修道院も併せて訪問するのがおすすめです。
65日目 ベンデル ・ティラスポリ訪問

5日目は、地方都市のベンデルとティラスポリを訪問します。
ベンデルとティラスポリ方面へのミニバスは、中央バスrターミナルから1時間に数本出ています。ベンデルまたはティラスポリからキシナウへのミニバスの最終が夕方ごろなので、できれば午前中のうちに出発したいところです。
76日目 帰国・出国

いよいよモルドバとお別れする日です。
時間に余裕を持って、空港やバスターミナルへ向かいましょう。
ミニバスで向かう場合は、ホテルのスタッフに、「何番バスに乗れば良いか」「乗り場はどこか」「何分くらいかかるか」予め確認しておいてください。
空港で売っているお土産は、市街地で買うより高いことが多いですよね。しかし、キシナウ国際空港で売っているお土産の値段は、市街地と大きく変わりません。到着時にお土産に目星をつけておいて、帰りに空港でお土産を買うのもいいですね。
また、「ワインやハチミツを持って帰るのは重い」と考える人もいますよね。
モルドバワイン専門通販サイト「アイモルドバ」を利用すれば、モルドバワインを日本にいながら購入できます。ぜひお土産にも「アイモルドバ」を活用してみてください。
8モルドバ旅行の予算は?

モルドバ旅行でかかる、大まかな費用は以下になります。
往復航空券(繁忙期以外) 7〜10万円
ドミトリー(安宿) 1泊1,200円×5泊=6,000円
3つ星ホテル 1泊4,380円×5泊=21,900円
レストランで昼食 500~800円×6日=3,000~4,800円
レストランで夕食 800~1,000円×6日=4,800~6,000円
ワイナリー見学ツアー 2,600〜13,000円
その他(水、交通費など) 3,000円
※1MDL=6円、1EUR=130円で計算
上記を計算すると、5泊6日で約15万円になります。この金額は3つ星ホテルを利用したり、ワイナリー見学ツアーの一番高いプランを利用した場合なので、もっと費用が安く抑えられる場合があります。
9まとめ

モルドバは国土は小さいですが、魅力的な観光地が点在しています。そのため、キシナウを拠点にして各地へ日帰り訪問するのがおすすめです。
また、モルドバは食事も美味しく、治安も良いので、ワーケーションでじっくり滞在するのも良いですね。
本記事を、ぜひモルドバ旅行の参考にしてください。